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いじめに加担した少年が自殺 [いじめについて]

「いじめ加担」で指導翌日、中2が飛び降り自殺…千葉
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070202i312.htm
 千葉県松戸市立中学2年の男子生徒(14)が1日、同市内の9階建てマンションの8階通路から飛び降り自殺していたことが2日、わかった。

 男子生徒は1月31日、同級生の男子(14)を集団で暴行して重傷を負わせたとして学校の指導を受けていた。
以上読売の記事から◆◆

「いじめ」の原因に踏み込まないで
現象だけを摘もうとすると、どこかにひずみが生じると思っていたけれど
遂にこういう形で現れてしまったと思う。

この記事を読み進むと、こんな記述がある。

◆◆
中学校によると、同級生は、1年生のころからいじめを受け、教諭らが加害者の生徒たちを指導していた。自殺した男子生徒が、この同級生へのいじめに加わったのを把握したのは今回が初めてだったという。

 男子生徒は吹奏楽部に所属。2年生になって間もなく、顧問教諭に「自分がそばに行くと、周囲の生徒がひそひそ話をする」などと相談していた。学校側は「本人は『いじめられている』と認識していた。学校としてもいじめがあったと認識している」としている。
以上同記事から◆◆

学校としてもいじめがあったと認識していたという。
そして、どのように手を打ったのかは報じられていない。
だから学校がどのように対応したのかは知らない。

ただし、報じられているような現象の背景に何があるのかを、とことんまで突き止めることをしなければこのような悲劇はなくならない、どこにでも再発の原因はあると、僕は思う。


子供が受験 (いじめについて番外編) [いじめについて]

わが家の子供が初めての受験を迎える。
もう一家総動員で受験生を支える態勢をひいている。

文藝春秋では、来るべき格差社会を予見するような記事を載せている。
どのような世になっても生きていける力を我が子に与えるのが親の務めだと、僕は思う。

だから、時には容赦なく打ちのめしたりする。
それがいじめだとか虐待だとかは思わない。

親の正当な義務の遂行だと思っている。
千尋の谷ってね…


いじめについて その13 [いじめについて]

前回「その12」では、①加害者と被害者が対等な関係の場合と、②加害者が被害者に対して教育や監護の義務、そして懲戒の権限をもっている場合に区別して、それぞれの意図をもって行為した場合の非難の度合いをマトリックスにしてみた。

今度は、その意図通りの結果が生じた場合に、どのようなものとして取り扱うべきかということを考えてみた。
それが下の図である。

①凶悪犯罪:凶悪犯罪として訴追すべきいじめ
②犯罪的いじめ:多くの場合犯罪として訴追すべきいじめ
③悪質ないじめ:犯罪として訴追すべきかどうかはケースバイケースであるが強い非難に値するいじめ
④やや悪質ないじめ:犯罪として訴追すべき必然性はやや低いが、非難に値するいじめ
⑤ありがちないじめ:日常的に起きやすく、注意が必要ないじめ
※実は、これは短期的な結果が目に見えにくいため、長期化しやすく、その結果として被害者の自殺などの極端な結果を招くおそれがあるのかもしれない。
⑥やり過ぎ(或いは権限濫用)のいじめ:引き起こした結果の程度に応じ非難に値するいじめ
※これが高じると児童虐待やパワーハラスメントとなる。
⑦グレーゾーン:ケースバイケースにより、非難に値し、或いは正当とされる行為

こうやってみていくと、「その12」で作成したマトリックスの★の数と今回の評価が必ずしも直接に対応していない事が判る。
その理由は…
実際の行為に結果のフイルタを重ねて、罪名をつけたときの重さなどが考慮されていることと、軽重に関する僕の気が変わった部分もあるかもしれない…
そこは微妙なところだと思う。

また、上でも触れたが、長期化することにより、結果の深刻度が上がることにも注意が必要である。

引きつづき忌憚のないご意見を頂ければ幸いである。


いじめについて その12 [いじめについて]

昨晩、2つの系列からなる意図についてマトリックスを考えてみた。
あとになって考えてみると、①加害者と被害者が対等な関係の場合と、②加害者が被害者に対して教育や監護の義務、そして懲戒の権限をもっている場合はそれぞれ異なるのではないかということに思い至った。

例えば、親(親権者:民法上の義務・権限)、教員(学校教育法上の職務・権限)は、各々の地位に応じた教育/養育監護の職務/義務と懲戒の権限をもっている。
そういう立場にあれば、教育やそのための懲戒は正当な目的が背後にあるというべきだろうし、逆に、「排除したい(B-1)」とか「娯楽を求めたい(B-3)」はより強い非難に値するだろうし、如何なる目的であろうと「殺したい(A-1)」を意図したとしたら、最も強い非難に値するだろう。
「?」マークはグレーなところで、非難されるべきか正当とされるべきかはケースバイケースとでもいうべきか。

そこで作ったのが下の2つの図である。
表2-1は「行為者が被害者に対して教育の権利と義務をもつ場合(教師や親など)」である。
表2-2は、「行為者と被害者が対等の関係の場合」で、昨日の表と同じである。
並べて比較しやすいように再掲した。
これも、ご意見を乞いたい。


いじめについて その11 [いじめについて]

この間(って、もう一週間以上前^-^;)いじめの意図を分類してみたけれど、それをマトリックスにしてみた。
A系列は直接引き起こされる結果についての意図
B系列は間接的にもたらされる効果についての意図
これを組み合わせた。例えばA-1かつB-1とは、
A-1 相手を殺したい。
B-1 相手を自らの属する社会(各種の場合がある)から排除したい。
であるから、「相手を自らの属する社会から排除するために殺したい。」意図となる。

それらの意図(+なされた行為※1)に対する非難※2に値する度合いを★の数で表してみた。☆は★より度合いが低い。

※1
僕は「意図」をもっただけでは非難の対象にはならないという立場をとる。そこで、実際に行為することにより、「そのような意図をもって行為するような性質を持った人物を社会に野放しにできない。」という非難の対象となるというものである。

※2
そして、現実に引き起こした結果に対する非難と組み合わせて、最終的に、行為した者が受けるべき非難となる。

※※
なお、それぞれの評価は僕がダーッと「どんぶり勘定」でつけたものだから、「たたき台」のようなものである。批判や意見は歓迎する。


いじめについて その10 [いじめについて]

次は①の意図のことを考えたい。
これも、いくつかの段階があると思う。
いじめの意図に該当しそうなものをひとまずダーッと挙げてみることにする。
A-1 相手を殺したい。
A-2 相手に傷害を負わせたい。
A-3 相手に苦痛を与えたい。
A-4 相手に苦痛を与える事は必ずしも目的ではないが、相手が苦痛を感じるであろうことは承知している。
A-5 相手に苦痛を与える意図はないが、相手の苦痛には頓着しない。
A-6 相手に苦痛を与える意図はなく、やむを得ず生ずる苦痛が一定程度を越えないように意図する。

A-1からA-6は、その行為の直接の結果を望む意図である。

次に、その直接の結果から生ずる効果を望む意図はどうだろう。
B-1 相手を自らの属する社会(各種の場合がある)から排除したい。
B-2 相手に対して優越した地位を保持したい。
B-3 娯楽を求めたい。
B-4 相手を懲罰したい。
B-5 相手に復しゅうしたい。
B-6 相手を教育/相手と切磋琢磨したい。

A系列とB系列は、マトリックスを形づくるかもしれない。
組み合わせを作るものと作らないものがあると思う。
例えば、A-1かつB-1は成り立ちうるけれど、A-1かつB-6は成り立たない。
まずは、このようにダーッと挙げて取捨選択して、

「非難に値するいじめ」の意図とは何かを考えていきたい。


いじめについて その9 [いじめについて]

昨日は②の行為の特色について書いた。
次いで、③の結果はどうだろう。

傷害と違って、暴行・強迫・侮辱は、客観的な結果が現れにくい。
傷害なら、物理的な怪我が証拠となる。
暴行・強迫・侮辱は、その行為をなしたる事が、何らかの証拠によって立証できるのみであり、
それができて、はじめて、その心身に及ぼす結果が、当該行為の内容から推論できるようになるに過ぎない。

それが、暴行・強迫・侮辱にまつわる事件の立件を困難にしているとともに、
それらを要素とするいじめの実態を把握することの困難に繋がっているように思える。

(明日に続く)


いじめについて その8 [いじめについて]

これまで、①意図と②行為と③結果の関係をかんがえるため、殺人のケースを考えた。

「殺人」と「いじめ」(虐待でもいい)の「行為」における最大の差異は、その継続性と反復性だとおもう。

「殺人」は同一の被害者に対して1回行為して既遂になったら二度とはできない。
「いじめ」の場合、暴行なり強迫なり侮辱なりの「行為」が「継続して反復してなされる」ということが大きな特色なのだと思う。

(明日に続く)


いじめについて その7 [いじめについて]

昨日までのモデルケースを検討して、①意図と②行為と③結果の組み合わせパターンを考えた。

そして、その事から、

●基本パターン
①意図と②行為と③結果の三つが全て揃ったとき、「意図+行為」と「結果を引き起こしたこと」の両面から「殺人」としての非難に値する。

●パターン1(意志が欠ける時)
Aの不注意の度合いに応じて「業務上過失致死」としての非難に値する。

●パターン2(結果が欠ける時)
「意図+行為」は殺人のパターンと同じであり、「殺人未遂」としての非難に値する。

そのようなことが明らかになった。
これをふまえて、いじめの定義に戻りたい。

1 どんな意図をもって
2 どんな行為をして
3 どんな結果を生ずる
ものを「非難に値するいじめ」と言うべきか?
このことを、これから考えてみたい。


いじめについて その6 [いじめについて]

昨日の各パターンについて考えてみよう。

●基本パターンは、典型的な「殺人」のケースである。
非難の根拠として、先に挙げた
①Aのような危険な性質を持った人物を社会に野放しにできない。
②AはBや遺族に与えた損害を償わせなければならない。
がそのまま当てはまる。

●次に、パターン1を見てみよう。
剣道の型の練習をしていたことから、その意図は剣技の錬磨であり、Aは、Bを殺そうという意図はなかったことが読み取れる。
「何らかの原因から、切っ先がBの肩口に入ってBは死亡した。」
この「何らかの原因」は、場合分けがなされそうである。
例えば
i Aに主たる原因がある場合
 例えば
 Aは、自分が技量未熟であるにもかかわらず、無理に真剣を使った
 Aは技量はあったが、体調不良にもかかわらず技量を過信して目測を誤った
 →いずれもAが充分な注意を払わなかった場合であると言える。
ii Bに主たる原因がある場合
 例えば
 Aの技量が未熟であるにもかかわらず、真剣の練習を命じた
 Bが約束動作を正しく行わなかった
 →いずれもBが充分な注意を払わなかった場合であると言える。
iii 或いはそれらの複合

上に見たように、それぞれのケースによって、Aが追うべき非難の根拠は
①-1 (そのケースにおける不注意の度合いにより)自らの不注意によって危険を及ぼすような人物は社会に野放しにできない。
②-2 (そのケースにおける不注意の度合いにより)AはBや遺族に与えた損害を償わせなければならない。

罪名をつけるならば「業務上過失致死」となる。
※ただし、当然のことながら、Aに全く落ち度がなければ、Aには非難は当たらないことになる。
例えば、A・Bともに技量・体調万全であり、練習も充分に積んでおり相互に強い信頼感で結ばれていたにもかかわらず、Bが突然予期せぬ動作をしたことによりそのような事故が発生した場合など

●では、パターン2はどうだろう。
実際に「殺そうと思って」「AはBに日本刀を振り下ろした」ことから、
非難の根拠としては、基本ケースの①は当てはまりそうである。
ただし、その結果は「死」ではないから②はそのまま当てはまらない。ただし、Bは相当の恐怖を覚えたことであろう。
よつて
①-2 Aのような危険な性質を持った人物を社会に野放しにできない。
②-2 AはBに与えた恐怖を償わせなければならない。

罪名をつけるならば「殺人未遂」となる。

(明日に続く)


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